沖縄の守り神「シーサー」とは?意味・由来・見どころを徹底解説!

シーサー① 文化

沖縄を訪れると、街の至るところで見かける「シーサー」。

赤瓦の屋根の上や門柱、商店の入口などに鎮座するその姿は、もはや沖縄の風景に欠かせない存在です。

この記事では、シーサーの意味や歴史、見どころや観光で注目すべきスポットなどを詳しく解説していきます。

シーサーとは?沖縄の文化に根付く守り神

シーサー②

シーサーとは、沖縄を中心とした琉球文化に伝わる獅子像で、古くから「魔除け」として信仰されてきました。

もともとは中国から伝来した石獅子がルーツとされ、14世紀ごろに琉球王国に伝わり、独自のスタイルで発展したといわれています。

現在では、家や建物の屋根や門柱などに設置されることが一般的で、「口を開けたシーサーは雄」「口を閉じたシーサーは雌」とされることが多く、対になって配置されることで厄除けの力が強まると信じられています。

シーサーの意味と役割|なぜ置かれているの?

なぜ?

シーサーは、悪霊や災い、火事などの不運を防ぐ「守り神」としての意味を持っています。

玄関の上や門の左右に設置されるのは、外からやってくる邪気を家に入れないようにするためです。

また、シーサーの表情や形は地域や職人によって異なり、伝統的なものからユニークでポップなデザインまでさまざま。

最近ではカラフルな陶器製のシーサーや、キャラクター化された観光向けのシーサーも人気で、インテリアやお土産としても親しまれています。

シーサーのおすすめ観光スポット3選

沖縄観光スポット

壺屋やちむん通り(那覇市)

沖縄の伝統的な焼き物「やちむん」の工房やショップが集まるエリアで、個性豊かなシーサーを探すのにぴったり。職人による手作りの一点物に出会えることも。

シーサー作り体験(各地の陶芸体験施設)

恩納村や読谷村などの陶芸体験施設では、実際にシーサーを手作りできるプログラムが充実しています。旅の思い出やお土産として、自分だけのオリジナルシーサーを作ってみてはいかが?

識名園(世界遺産)

琉球王国時代の庭園として有名な識名園には、歴史ある石造シーサーが点在しており、昔ながらの風格を感じることができます。

歴史的背景とともにシーサーを楽しみたい方におすすめ。

沖縄文化を象徴するシーサーに会いに行こう!

シーサーは、沖縄の伝統・信仰・美意識が凝縮された存在です。

そのデザインには職人の個性が現れ、飾られている場所や表情からも多くのストーリーが読み取れます。観光の合間に、ぜひ街角のシーサーに目を向けてみてください。運気アップのきっかけになるかもしれませんよ!